「これいくらですか?」

「これいくらですか?」

市場では定価の概念がありません。
ショップを含めて商品にラベルが貼ってあるのはごく僅か。
皆さんが買い物をするとき、必ず質問しなければならないのが「これいくらですか?」です。

特に市場では高値で売る、いわゆるぼったくりが蔓延しています。
「どうせ安いから」と高を括って値段も聞かずに清算すると、思わぬ金額を請求されることがあります。

どんな安い物でも、必ず値段を聞くことが買い物の鉄則となります。

これいくらですか?

買い物を行う場合は、まず買いたい商品を見つけ、指を指して店員に「これいくら?」と訊ねましょう。

Cai nay bao nhieu?(カイナイ バオニュー?)
→これいくら(ですか)?

このページで紹介したベトナム語のフレーズを音声で聞くことができます。

「Cai nay=これ」、「bao nhieu=いくら」となります。
発音のコツとしては、「cai」で上がり、「nay」で下がる感じです。
「bao nhieu」は特に気をつける点はありません。

数字の覚え方

ベトナム語で質問したら、大抵はベトナム語で返ってきます。
そこでベトナム語の数字の数え方も覚えておきましょう。

「1=モッ」、「2=ハイ」、「3=バー」、「4=ボン」、「5=ナム」、「6=サウ」、「7=バイ」、「8=タム」、「9=チン」、「10=ムイ」となります。

10の位は「ムイ」となりますので、「11=ムイモッ」、「12=ムイハイ」と続きます。
100の位は「チャム」となりますので、「100=モッチャム」、「200=ハイチャム」と続きます。
1000の位は「ゲン(ニン)」となりますので、「1000=モッゲン(モッニン)」、「2000=ハイゲン(ハイニン)」と続きます。

では10000の位はどうなるかというと、100と1000の単位を両方使います。
「10000=ムイゲン(ムイニン)」、「20000=ハイムイゲン(ハイムイニン)」となります。
最後に10万の位です。
100000はゼロが5つあるので、100の「チャム」と1000の「ゲン(ニン)」を合わせます。
「10万=モッチャムゲン(モッチャムニン)」、「20万=ハイチャムゲン(ハイチャムニン)」ですね。

では例題。
123000VNDはどのように数えますか?

答えは「モッチャム ハイムイ バーゲン(ニン)」となります。
ちょっと難しいかもしれませんが、慣れると英語の数え方よりも遥かに易しく思えるようになりますよ。

日本円からベトナムドンへ

日本円からベトナムドンへの両替は日本国内ではできませんので、ベトナム現地でしか替えられません。
1年前までは「1円=250VND」でしたが、現在はご存知のとおりアベノミクスの金融緩和によって為替は円安傾向。
2013年9月現時点で「1円=200VND」まで下がってしまいました。
また、今後もアメリカの金融緩和縮小、中国経済の悪化、欧米リスク、シリアショックなど、為替が変動する要素が盛りだくさんです。

ガイドブックは新刊のものでもリアルタイムの相場ではありませんので、必ずネットで現時点での相場を調べるようにしましょう。

ちなみにベトナムはアメリカドルに対して固定相場制をとっているので、ちょっとやそっとのドル安ドル高には影響されません。
もしアメリカドルを持っているのであれば、ベトナムで使った方がいいかもしれませんね。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP