「これ(あれ)が欲しい」

「これ(あれ)が欲しい」

市場やショップで買い物するとき、「あれが欲しい」、「これはなに」などといった指示語は必要不可欠となりますね。
特に市場は日本のドンキホーテのように商品が散らばっています。
手の届かないところの商品や、見ただけでは意味不明なユニークな雑貨などを店員に質問できるようにしましょう。

ベトナム語の指示語と「欲しい」

指示語というのは、「あれ」、「これ」、「それ」の3つが代表的。
ここではそれぞれの指示語に対して、さらに「欲しい」を付け加えてご紹介したいと思います。

Cho toi cai nay(チョー トイ カイナイ)
→これください

Cho toi cai do(チョー トイ カイドー)
→それください

Cho toi cai kia(チョー トイ カイキア)
→あれください

Cai nay la cai gi?(カイナイ ラー カイ ジー?)
→これはなんですか?

このページで紹介したベトナム語のフレーズを音声で聞くことができます。

となります。「Cho toi」が「ください」、「cai nay=これ」、「cai do=それ」、「cai kia=あれ」です。
「cai」は物を指す類別詞です。
例えば「アオザイ=ao dai」が欲しいときは、「Cho toi ao dai nay(このアオザイをください)」となります。

ちなみに「gi」は「何?」という疑問を表すときに使います。
相手が何かを喋ったとき、自分が聞き漏らしてしまった際、

Cai gi?(カイ ジー?)
→なに?

Noi gi?(ノイ ジー?)
→なんて言った?

などと言います。

雑貨という単語

日本語は曖昧な表現が大好きですね。
しかし、ベトナム語は日本語ほど曖昧な言葉がありません。
その中の1つが「雑貨」です。

「皆さん、雑貨というと何をイメージしますか?」
おそらく人によってイメージするものは異なるでしょう。
それは、人によって雑貨の範囲が違うからです。
例えばバッグは雑貨?サンダルは雑貨?アオザイは?置物は雑貨だったら、高級の陶磁器も雑貨?
と雑貨の括り方が異なりますね。

それらすべてをひっくるめて「雑貨」、「服飾雑貨」などと呼ぶことができます。
しかし、ベトナム語には「雑貨」という単語がありません。

バッグ、サンダル、アオザイ、それぞれの単語を並べるしかないのです。
ですので、近年は日本語の「zakka」がベトナムでも浸透してきて、市場やショップで、日本語ができなくとも「zakka(雑貨)」という言葉は知っている人も多くみかけます。

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