値段交渉

値段交渉

仮に商品にラベルが貼られていたとしても、それは店側からすると、「この値段で買ってくれたらうちは大儲けだ!」という値段と覚えておきましょう。
無論中には正等価格で勝負しているところもありますが、市場などのお店は大抵はラベルから値引きができます。

値段交渉は英語で進めてもいいのですが、もし皆さんがベトナム語で交渉することができれば、「ベトナムに住んでいるのか?だったら相場分かっているのかも…」と向こうもあからさまなぼったくり価格は提示しにくくなります。
すべてをベトナム語で話す必要はありません。
会話の中でベトナム語フレーズを1つ2つ入れるだけでも効果はあります。

ベトナム語で値段交渉

値段交渉する上で、絶対に使う単語とはどのような言葉でしょうか。
皆さんのご想像通り「高い」、「まけて」などですね。

Mac(Dac) qua!(マック(ダック) ワー!)
→高いよ!!

Bot di!(ボッ ディー!)
→まけてよ!

Giam gia duoc khong?(ヤム ヤー ドゥッ ホン?)
→安くしてくれませんか?

Mua duoc(ムア ドゥーク)
→買います

このページで紹介したベトナム語のフレーズを音声で聞くことができます。

上記は必須の交渉単語となりますので、必ず覚えておいてください。
他のサイトや参考書、ガイドブックなどには「Dac(ダック)=高い」、「Giam gia(ザム ザー)」などと表記されているかと思いますが、これらは北部ハノイの発音です。
皆さんの多くは南部ホーチミンに行くと思いますので、できるだけホーチミンの発音で覚えてください。

上記を見てみると、「duoc」が2箇所でてきていますね。
「duoc=できる」、khongは何度が説明しておりますが、文末につけることによって疑問系になります。つまり、「~できますか?」というように訳せます。

次に「mua duoc」ですが、「mua=買う」なので、「買うことができる=買います」と訳せます。
「mua」だけでもいいのですが、ベトナム語は1語というのを嫌う傾向があり、何かを文末に付けた方がしっくりきます。

北部と南部の言葉の違い

前述したように、北部は「g」を「ザ行」で発音し、南部は「ヤ行」で発音します。
北部の人間から見たら、「南部の人はヤーヤーばっかりで言葉にしまりがない」と笑いますし、南部の人は「ザーザーうるさいんだよ」とやはり文句を言っている様子。
まるで東京と大阪のようですね。

一般的に北部ハノイの人たちは「礼儀正しい」、「冷たい」、「他人に対して厳しい」などと言われており、南部ホーチミンの人たちは「口うるさい」、「他人にも気軽に話しかける」、「ご飯が不味い」などと言われています。
なかなか面白いですね。

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