「私は日本人です」

「私は日本人です」

これは是非とも覚えていただきたい必須フレーズです。
ベトナムに来る観光客のベスト3は1位、韓国人、2位、中国人、3位ロシア人となります。
日本人はその次ですね。
それ以外に多いのはアメリカ人、オーストラリア人、その他欧米諸国となります。

なぜかと言うと、現在でこそベトナムへの投資額は日本が世界1位ですが、数年前までは韓国が断トツでNO1でした。
現在でも韓国系企業の広告は日本のそれよりも遥かに目にとまります。
中国は隣国ということもありますし、歴史背景からベトナムは中国に侵略されていました。
故に華僑の方も多いですし、旅行者も依然として増えています。
ロシアは実はいち早くベトナムに投資していた国なのです。
中南部の観光エリアであるニャチャンやムイネー、ダラットのレストランには決まってロシア語表記があります。
ロシア人の避暑地、ビーチエリアとして人気があるようです。

必ず訊いてくる出身国

日本人もその気がありますが、ベトナム人も必ずと言っていいほど「あなたはどこの国の人?」と訊いてきます。
しかも、大抵のベトナム人は皆さんを韓国人と決め付けています。
ゆえに、「あなた韓国人でしょ?」と訊かれる場合が多々あり、これには筆者もちょっと戸惑っています。

そこで、皆さんは毅然とした態度で、ベトナム語で「私は日本人です」と言って欲しいのです。
ではベトナム語で「私は日本人です」とはどのように言えばいいのでしょうか。

Nguoi nuoc nao?(グイ ヌック ナオ?)
→何人(なにじん)ですか?

Nguoi Han Quoc phai khong?(ハンクオック ファイホン?)
→韓国人でしょ?

Toi la nguoi Nhat Ban(トイ ラー グイ ニャッバン)
→私は日本人です

このページで紹介したベトナム語のフレーズを音声で聞くことができます。

 

単語別に紹介すると、「nguoi=人」、「nuoc=国」、「nao=どの(疑問)」となります。
さらに「Han Quoc=韓国」、「Nhat Ban=日本」となります。
日本の場合は「Nhat」だけでもOKです。
「la」は英語で「is」で、A=Bの関係を表します。

日本人と分かるとぼったくられる

ホーチミンを歩いていると、バイクに乗った怪しい雰囲気丸出しのおじさんが声をかけてきます。
中にはカタコトの日本語を喋る人もいて、安心してついていってしまう日本人旅行者も後を絶えません。
しかし、彼らにとって日本人は騙しやすく、また、日本人は揉め事を嫌うので素直にお金を払う印象を持っています。
対して韓国人は日本人よりも気質が荒い(とベトナム人は思っているらしい)ので、ぼったくると揉め事に発展したり、暴力沙汰になったりする可能性があることから、彼らのターゲットは主に日本人です。

ぼったくられた場合は毅然とした態度で「NO」と言い、相手が声を荒げるようであれば、近くの緑やクリーム色の制服を着た公安(警察)に助けを求めましょう。
最近はバイクタクシーやシクロのぼったくり被害にあう外国人が多いことから、政府も彼らの取り締まりを厳しくしています。

観光客誘致に必死なベトナム政府なので、友好関係にある日本人がぼったくられたらきっと助けになってくれるかと思います……たぶん…。

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