「私の職業は◯◯です」

「私の職業は◯◯です」

ベトナム人とのコミュニケーションでよくある質問が「あなたの職業はなんですか?」というものですね。
初対面の相手に対して自分の職業を説明することは身分の証明にもなります。
また公的な役所に提出する書面などにも自分の職業を記載する欄は必ず設けられていますね。

英語で言えるのはもちろんのこと、最低限自分の職業くらいは現地語で話せるようにしておくと、のちのち便利になります。

私の職業は○○

まず最初に学習したいのは「あなたの職業はなんですか?」という問いです。
覚える必要はありませんが、ベトナム語で訊かれたときに、(あっ、職業のことについて訊かれてるな)と理解できるようになってください。
次に「自分の職業は○○です」という形です。覚えるべきは文法ではなく職業の単語となります。

Anh(Chi) lam nghe gi?(アイン(チィ) ラム ゲー ジ?)
→あなたの職業は何ですか?

Toi la Nhan vien(トイ ラー ニャン ヴィエン)
→私は会社員です。

Cong chuc(コン チューック)
→公務員

Cong an(コン アン)
→警察官

Bac si(バック シー)
→医者

Nha van(ニャー ヴァン)
→作家

Ky gia(キーヤー)
→ジャーナリスト、ライター

Nha bao(ニャーバオ)
→記者

Sinh vien(シン ヴィエン)
→大学生

このページで紹介したベトナム語のフレーズを音声で聞くことができます。

このようになります。
通常は会社勤めなら「nhan vien」だけで問題ありません。
ただし、もし公務員であれば、「cong chuc」と言ってください。
相手は社会主義国です。
こちらも公務員と言えば、対応も変わるかもしれません。

ベトナム人の若者と職業

まず最初に言いたいことは、「日本人のみなさんは世界でも恵まれた就労環境にある」ということです。
日本ではここ10年は景気が低迷して、就職氷河期の再来と言われています。
しかし、就職できれば基本給16万円~20万円あたりは新卒の学生でも保証されますね。
これは先進国である日本の特権とも言えます。

ベトナムを見てみると、平均給料は500ドル(5万円)程度です。
しかし、これはあくまでも平均で、貰っている人は1000ドル、1500ドルの人もいます。
では、同じ年齢のベトナム人の間でなぜ2倍、3倍もの給料の格差が生まれるのでしょうか。
それが「外国語」です。
英語や日本語、韓国語を喋ることができれば外資系企業に就業することができます。
ベトナム系企業はまだまだ規模が小さいので給料水準も圧倒的に低いのです。

ですので、大学でどれだけ外国語を学習したかによって、のちの人生が左右されるといっても過言ではありません。
「じゃあ専門卒や高卒で、外国語ができない人は?」
というと、現在のところ残念な人生を歩むほかありません。
大学へ行けない人の多くは偏差値面ではなく経済的困難なことが原因です。

ベトナムの格差社会は広がる一方なのが、現在ベトナム社会が抱える大きな問題の1つでもあります。

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