色々な「さようなら」

色々な「さようなら」

皆さんは友達と別れる際にはどのような言葉を交わしますか。
「さようなら」、「バイバイ」、「またね」など幾通りの言い方がありますが、おそらく無意識の内にこれらは使い分けているのではないでしょうか。

例えば、「さようなら」はあまり友達同士では使いませんね。
今生の別れのように、なんとなく寂しいニュアンスがありますし、友達に対してはちょっとよそよそしい雰囲気があります。
おそらく「バイバイ」もしくは「またね」のどちらかが多いかと思います。

これはベトナム語でも同じです。
「さようなら」と言うと、本当の別れのように聞こえます。
しかし、「バイバイ」や「またね」と言ってあげると、再会への期待が生まれます。
「でも、これは旅行だし、もう二度と会うこともないんだから、さようならでいいんじゃない」
という意見もあるかと思いますが、そこはひねくれないで、「バイバイ」、もしくは「またね」と言ってあげてください。

ベトナム語の別れ

Tam biet(タン ビエッ)
→さようなら

Hen gap lai(ヘン ガップ ライ)
→またね

bye bye(バイバイ)
→バイバイ

このページで紹介したベトナム語のフレーズを音声で聞くことができます。

「さようなら」はいままでに何度かご紹介した丁寧語である「xin」を文頭につけることができます。
筆者が一番おすすめの「Hen gap lai」は「Hen=約束」、「gap=会う」、「lai=再び」という単語がくっついたフレーズです。
直訳すると「再び会うことを約束する」となります。
なんとも美しい言葉ではないでしょうか。
「bye bye」は日本語同様英語由来ですね。
これは世界共通です。

「Hen gap lai(ヘン ガップ ライ)」の発音のコツとしては、「gap」と「lai」を低音で発することです。
特に「a」の音を低く落としましょう。

ホテル、、レストラン、ショップ、ツアーガイドなど、最後のお別れの際は是非活用してください。
それだけでも日本とベトナムの小さな絆ができるものです。

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