「はい」「いいえ」とその使い方

「はい」「いいえ」とその使い方

例え英語の「え」の字も知らない市場のおばちゃんでも、「OK」、「YES」、「NO」くらいは分かりますし、最悪首を縦に振るか横に振るかでも事は済みます。
しかし、「はい」と「いいえ」は会話の基礎ですし、超簡単なので覚えておいて欲しいものです。

はいといいえの活用

ベトナム語の参考書を見てみると、どの本も「Vang=はい」となっていますね。
カタカナで発音すれば「ヴァン」でしょうか。
しかし、日本人にとって「V」の発音は以外と難しく、なかなか通じないときがあります。
発音のコツとしては下唇を噛むようにするのですが、会話の中でとっさにできないのが日本人のイタイところ。

そこで、もっと簡単な「はい」と「いいえ」をご紹介します。

Da(ヤァッ)
→はい

Khong(ホン)
→いいえ

このページで紹介したベトナム語のフレーズを音声で聞くことができます。

となります。
「da」は本来は丁寧語で、先生や会社の上司など立場が明らかに目上の人に対して使う言葉なので普段は使うことはないのですが、旅行者にとってはこちらが簡単です。
コツは低く、末尾の「ァ」で止める形です。
伸ばさないでくださいね。

khongの活用

次に「いいえ」に相当する「khong」ですが、こちらは前回習った疑問文にも使われます。
前回は文末にkhongをつけると、その文は疑問文になるとご説明しました。
しかし、khongは「いいえ」という否定の意味があります。
英語にすると「No」であったり、「not」であったりします。

Toi di Vietnam(トイ ディ ベトナム)
→私はベトナムに行く

Toi khong di Vietnam(トイ ホン ディ ベトナム)
→私はベトナムに行かない

このように、動詞の前にkhongを置くと「~しない」という否定になります。
英語では「don’t」の形ですね。

daは「OK」に置き換えることもできますので、使いづらい場合はそちらで対応しましょう。
一方khongはさまざまな場面で使いますので、できるだけ覚えておいてください。

単語を覚えるコツ

学生時代に受験を経験された方ならば自己流で暗記できるかと思います。
しかし、受験と異なるのは、ここで学習しているのはあくまでも実用コミュニケーションであり、読めなくとも書けなくとも問題ありません。
相手に通じればいいのですが、しかしこれが外国語の難しいところです。

当サイトではネイティブによる音声をつけていますので、「とにかく何度も聞いて、それに続いて真似をすること」が何よりも重要になります。
スマホやMP3などに録音して、ベトナム行きの機内で繰り返し再生するだけでも、かなりの単語を覚えられるはずです。

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