「ごめんなさい」「ありがとう」とその使い方
挨拶と同様、お礼と謝罪も言葉の基本ですね。
ホテルで満足いく滞在ができたときにスタッフにお礼を言ったり、ショップで買い物をした際に店員にお礼を言ったりするときには「ありがとう」と一言添えてあげましょう。
また、ベトナム人にぶつかってしまったときや、こちらが不備を働いてしまったときは、「ごめんなさい」と一言謝れば、大抵のことは許してくれます。
それだけの懐の広さがベトナム人にはあります。
特に外国人は基本ベトナム語を話せません。
ですので、不意にお礼や謝罪の言葉をベトナム語で言われた場合は、向こうも微笑んで対応してくれることでしょう。
お礼と謝罪の使い方
旅行者が最も使う頻度が高いのがお礼ですね。
英語で「サンキュー」と言ってもいいのですが、相手の受け取り方がまったく違います。
ベトナム人にとっては英語は外国語ですし、それほど身近にある言葉でもありません。
ゆえに、ベトナム語でお礼を言えば、思わぬサービスや待遇を受けることもあるかもしれません。
「ありがとう」と「ごめんなさい」は確実に覚えておきましょう。
Cam on(カム オン)
→ありがとう
Xin loi(シンローイ)
→ごめんなさい
このページで紹介したベトナム語のフレーズを音声で聞くことができます。
ちなみに、「xin loi(シンローイ)」は謝罪だけではなく、「すみません」という意味合いもあります。
英語では「excuse me」ですね。
レストランやホテル、ショップなどで相手に呼びかける場合に使用します。
xinは丁寧語
「xin」は文頭につける丁寧語です。
挨拶のところで「xin chao(丁寧にこんにちはという意味)」を学びましたが、これにも文頭に「xin」が付いていますね。
xinは丁寧語の意味合いですが、謝罪の場合はxin loiでワンフレーズとなります。
xinを省いてloiだけでは不十分なので、「xin loi=ごめんなさい」と覚えておいてください。
深く感謝をしたい場合
「cam on(カム オン)」だと日本語訳すると、単純に「ありがとう」となります。
もし丁寧に言いたいときや、もっと深くお礼を言いたい場合は、
Xin cam on(シン カム オン)
→ありがとうございます
Cam on nhieu(カム オン ニュウ)
→本当にありがとう!
と言いましょう。「nhieu=たくさん」となります。
つまり、「たくさんありがとう」という意味ですね。
例えばパスポートやお財布を落としてしまって、それを見つけてくれた人に対しては「cam on nhieu」とお礼を伝えましょう。
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