「~した方がいい」

「~した方がいい」

助動詞の紹介の際に「nen(ネン)=~した方がいい/~するべきだ」の用法を解説しました。
今回は、「nen」の肯定文と、否定文を解説したいと思います。

頻出単語のnen

nenは日常の会話の中で非常によく使う単語なので、しっかりと覚えておきましょう。
例えば友達と夜遅くまで遊んだときに、「あなたはもう帰った方がいい」と言いたい場合、仮に「~しなければならない」のphaiを使ってしまうと、ちょっと失礼に当たってしまいます。

相手は「何でそんなこと言うの?」と訝しげに思ってしまうでしょう。
柔らかな表現をしたい場合に活用できますので、さまざまなシチュエーションで使ってみてください。

また、nenを否定したい場合、つまり「~しない方がいい」というときは、文を打ち消す「khong(コン)」を使います。
置く場所はnenの前なので、「主語+khong nen+動詞」となります。

比較との組合せ

比較級のところで、「hon(ホン)=より~」を学習しましたね。
「Toi thic em hon em ay(トイ ティック エム ホン エムエイ)=私は彼女よりあなたの方が好きです」といった比較を表す言葉です。

「nen」の構文中に「hon」を入れることによって、「より~した方がいい」と言葉を強調することができます。
ただし、その場合は「thi tot hon(ティートッホン)」という熟語となります。

Em nen ve nha.(エム ネン ヴェー ニャー)
→あなたはもう家に帰った方がいい。

Em khong nen hoc tieng nhat ban.(エム コンネン ホック ティンニャッバン)
→あなたは日本語を勉強しない方がいい。

Em nen mua cai nay thi tot hon.(エム ネン ムア カイナイ ティートッホン)
→あなたはこれを買う方がよりいい。

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