「AからBまで」

「AからBまで」

ある地点から、ある地点までを指すとき、日本語では「~から…まで」、英語では「from~to…」と表現します。
どちらも最初に「~から」がきて、次に「…まで」を置きます。
ベトナム語も同様なので、比較的覚えやすい文法と言えるでしょう。

「tu~den」用法

まず置く場所ですが、これは文章の最後となります。
日本語の場合、「~から…まで○○した」のように、最初に同士を修飾する語句を置く傾向にありますが、ベトナム語では基本ご法度です。
では早速例文を作ってみましょう。

Toi phai di hoc tu hom nay den ngay mai.(トイ ファイ ディーホック トゥ ホムナイ デン ガイマイ)
→私は今日から明日、勉強をしなければならない。(この場合は学校へ行く)

Toi da hoc tu so1 den so10.(トイ ダー ホック トゥ ソーモッ デン ソームイ)
→私は1から10まで勉強した。

Toi di bo tu o day den dang kia.(トイ ディッボゥ トゥ オーダイ デン ダンキア)
→私はここからあそこまで歩く。

ベトナム語では、最初に結論である「主語+動詞」を述べて、その末尾に詳細を説明する語句を置きます。
日本語の脳で考えてしまうと、最初に言ってしまいがちですので、外国語脳に置き換える練習をしましょう。

ニャチャンまでの旅の道中

筆者はときどき列車の旅をします。
無性に列車に乗りたくなるときがあるんです。
筆者が乗る車両はいつも寝台なので、相部屋のベトナム人と会話をする機会があります。鉄道の旅と言えば、バックパッカーの十八番と思いきや、ベトナムで列車を利用する外国人はほとんどいないようです。
「どこまで行くんですか?」と筆者が訊ねると、大抵聞いたことのない地名が返ってきますが、地図を広げて確認してみると、クアンワイ、フエ、ハノイのような長距離移動をする人がほとんどです。
袖振り合うも何かの縁と言うように、こういった何気ない出会いと屈託ない会話が列車旅の魅力なんだと思います。

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