「どれ(の)くらい~」

「どれ(の)くらい~」

年齢、重さ、金額を相手に訊ねる場合は、「bao nhieu~(バオニュウ~)」という言葉を使います。
日本語では「どれ(の)くらい~」と訳すことができます。

「いくらですか?」は、おそらく旅行で最も使う頻度が高いベトナム語の一つかと思います。
ショップでは往々にして「How much?」も通じますが、ベトナム語で訊ねれば、(この人はベトナムに住んでるのかしら)と相手は思い、高い値段をふっかけるのをやめてくれるかもしれません。
次項学習する数字の数え方と併せて覚えておけば、買い物はベトナム語でやり取りすることができるでしょう。

bao nhieuの使い方

「bao nhieu」だけだと、「どのくらい?/いくつ?」という訳となりますので、相手は何を質問しているのか理解してくれないときがあります。
bao nhieuの後ろに、何を聞きたいのかを付けて発音してください。

Cai nay bao nhieu tien?(カイナイ バオニュウティエン?)
→これはいくらですか?(金額)

Em bao nhieu tuoi?(エム バオニュウトゥオイ?)
→あなたは何歳ですか?(年齢)

Anh muon bao nhieu cai?(アン ムオン バオニュウカイ?)
→あなたは何個欲しいですか?(個数)

Anh muon ca nay bao nhieu ky?(アン ムオン カーナイ バオニュウキイ?)
→あなたはこの魚を何キロ欲しいですか?(重さ)

年齢を訊くのは失礼?

日本では、しばしば女性に年齢を質問したりしますね。
「デリカシーがない」と怒られた経験がある方もいるのではないでしょうか?

ベトナムでは、最初に人称代名詞(Anh/Chi/Em)を決めなければなりません。
年齢を訊かなければ、相手が自分より年上か年下かが分かりませんね。
ですので、相手が女性であっても、年齢を訊くのはそれほど失礼にはあたりません。

しかし、それはあくまでも10代20代の若い女性に対してです。
30代、40代といった微妙な年齢になってくると、やはり女性も年齢を応えたくはないものです。
そこらへんの女性心理というのは、世界共通かと思います。

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