「~したい」と「欲しい」は「muon」

「~したい」と「欲しい」は「muon」

日本語では、「~したい」、及び「欲しい」は別の言葉で表されていますね。
一方英語では、「want to ~=~したい」、「want~=~が欲しい」と同じwantで表現することができます。
実は、ベトナム語も英語のように、一つの言葉で双方を表すことができるのです。

muonの使い方

ベトナム語で上記二つの表現をしたい場合、「muon(ムオン)」という単語を使います。
「muon+名詞」で「名詞が欲しい」となり、「muon+動詞」で「~したい」と表します。
英語とまったく同じですので、覚えやすいかと思います。

では、早速例文を作ってみましょう。

Toi muon cai nay.(トイ ムオン カイナイ)
→私はこれが欲しい。

Toi muon di Tokyo.(トイ ムオン ディー トーキョー)
→私は東京に行きたい。

このように、muonの次に名詞が来るか、動詞が来るかによって意味が変わることが分かります。
ちなみに、muonには願望の要素が含まれています。

例えばレストランで注文する場合は、「欲しい」というよりかは、「ください」というニュアンスとなりますね。
ですので、その場合は「Cho toi(チョートイ)~」と言います。
「Cho toi」は、「私のためにください」という意味を持っていますので、こちらの方が適切となります。

発音に注意

muonは2つの重要単語があります。
スペルは同じで、発音の違いで意味を使い分けますので、注意が必要です。
1つは上記の「欲しい」という意味。

もう一つは「借りる」という意味があります。
前者の発音は「o」の部分を高くし、後者は低音で止めるように発音します。
こればかりはネイティブの発音をたくさん聞いて、自分で都度発声しなければなりません。

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