数字の数え方

数字の数え方

ベトナムのホーチミンやハノイといった都市の中心では、英語を話す人が多くなりました。
しかし、少し郊外へ足を向けると、途端に英語を話す人はいなくなります。

短期旅行者の方でも、ショッピングをする際に数字の数え方くらいは覚えておきたいところです。
今回はベトナム語の「数字」を学習したいと思います。

1~10まで

まずは基本となる「1~10」までの数字を勉強していきましょう。
「1=mot(モッ)」
「2=hai~(ハイ)」
「3=ba(バー)」
「4=bon(ボン)」
「5=nam(ナム)」
「6=sau(サウ)」
「7=bay(バイ)」
「8=tam(タム)」
「9=chin(チン)」
「10=muoi(ムイ)」

となります。10以降の数字に関しては、「11=muoi mot(ムイモッ)」といったように、10(muoi)に1の位を付け足します。
20は「hai muoi(ハイムイ)」、30は「ba muoi(バームイ)」となります。

百、千、万

「100=mot tram(モッチャム)」、「1000=,mot nghin(モッゲン)」、「10000=muoi nghin(ムイゲン)」、「10万=mot tram nghin(モッチャムゲン)」、「100万=mot trieu(モッチウ)」となります。

5万6000=nam muoi sau nghin(ナンムイ サウゲン)
14万9000=mot tram bon muoi chin nghin(モッチャム ボンムイ チンゲン)
168万5800=mot trieu sau tram tam muoi nam nghin tam tram(モッチウ サウチャムタンムイ ナムゲン タムチャム)

ベトナムのインフレ事情

日本の最高紙幣は福沢諭吉の1万円札ですね。
一方ベトナムでは、50万ドン札が最高紙幣となります。
数字だけを見たらびっくりしますが、実際50万ドン札の価値は、日本円にして約2000円程度しかありません。
ベトナムは年間5%前後のインフレが続いています。
物価が毎年5%上がるのは、現地人にとってはなかなかきついですね。
会社に勤めていれば、原則インフレ率は給料がアップします。
しかし、ベトナムではまだまだ個人営業が多いため、物価が上昇するたびに生活が圧迫されることになります。

また、ベトナムへの旅行の際は、ぼったくりにも気をつけなければなりません。
短期旅行の場合は、金銭感覚に疎いので、その提示された値段が妥当かどうかが判断できません。
「まあ日本円にして800円程度だからいいだろう」と素直に払ってしまったら、のちにぼったくられたことが分かったときのショックといったら……。

例えば、ベトナム人の大学生が、1日8時間、月の休みは1日~4日程度のアルバイトをした場合、毎月の給料は300万ドン(約1万5000円)程度です。
それだけお金の価値が日本とは異なりますので、買い物の際は、「その値段が相応なのか」を確かめることも怠らないようにしましょう。

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