「~(て)ください」

「~(て)ください」

丁寧語では「Lam on~=~してください」という構文を学びました。
しかし、この文章は若干丁寧すぎますので、現地人はあまり多用しません。

それよりも若干ラフな言い方でで、「cho toi~」という文を用います。
これは英語の「for me」と似たような感覚で、「私のために~してください」というニュアンスとなります。

ちなみに、「cho」には英語の「to」と同じ活用方法もあり、「(人)に」という使い方もあります。
例えば、「私はあなたにメールを送る」という文では、「Toi gui mail cho em(トイ ユイ メール チョー エム)」という文が成り立ちます。

今回学習する「Cho toi~」は一つの慣用句として覚えてください。

Cho toi cai nay.(チョートイ カイナイ)
→これをください。

Cho toi biet.(チョートイ ビエッ)
→教えてください。

Cho toi noi.(チョートイ ノイ)
→言ってください。

Cho toi nghi.(チョートイ ンギー)
→考えてください。

Cho toi gui.(チョートイ グイ)
→送ってください。

外国語脳とは

日本人は、慣れない外国語を喋るとき、どうしても頭の中で最初に日本語の文章を作って、その次に外国語の文法に置き換える行為をしてしまいがちです。
しかし、これでは置き換えている間は相手の会話を聞き取ることは困難ですし、思うように自分の言いたいことを話せません。

外国語脳とは、相手が話す外国語を、日本語に置き換えないで、そのまま外国語として理解することです。
また、自分で外国語を話す際も、頭の中で日本語の文章をなるべく作らないようにしましょう。

(次はこれを言おう)と考えてしまうと、(これを言うためにはどんな文法を使って、どんな文章にすればいいのだろうか……)とやはり日本語脳になってしまいます。
会話のやりとりの中で、日本人と話すときと同様に無意識に外国語が出てくるように練習することが大切です

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