間投詞
思わず口をついてしまうような感動の表現をする場合、ベトナム語ではなんと表現するのでしょうか。
例えば、ベトナム中南部のビーチリゾート、ニャチャンに広がる海を見て、「なんて綺麗なんでしょう!」と表現してみてください。
よく使われる感嘆文は、主に4つあります。
「lam sao!(ラムサオ)」、「biet bao!(ビッバオ)」、「biet may!(ビッマイ)」、「ghe!(ゲエ)」です。
どちらも「なんて~なんでしょう」という訳ができて、置く場所は文末です。
「この海はなんて綺麗なんでしょう!=Bien nay dep lam sao!(ビンナイ デップ ラムサオ!)」となります。
注意点は、あまり大袈裟に発音しないことです。
lam sao自体に感動の意が含まれていますので、さらにイントネーションを変えて大袈裟に表現すると、やりすぎ感が出てきてベトナム人に(こいつ頭おかしいのか?)と引かれてしまいます。
また、lam saoは「duoc」とくっつくことによって、「どうして~できようか」という否定の文になってしまうことにも注意が必要です。
例えば、「Lam sao toi hieu duoc.(ラムサオ トイ ヒウ ドゥーク)=まったく理解できん!」といった意味になります。
Em ay kia dep lam sao!(エムエイ キア デップ ラムサオ!)
→あそこの彼女はなんて綺麗なんでしょう!
Anh ay hang say biet bao!(アンエイ ハンサイ ビッバオ!)
→彼はなんて真面目なんでしょう!
Caphe nay ngon biet may!(カフェ ナイ ンゴン ビッマイ!)
→このコーヒーはなんておいしいんでしょう!
Bien nay dep ghe!(ビンナイ デップ ゲエ!)
→この海はなんて綺麗なんでしょう!
Lam sao toi hieu duoc.(ラムサオ トイ ヒウ ドゥーク)
→まったく理解できん!
(管理人へのご連絡は不要です)