文法を活かした会話のコツ

文法を活かした会話のコツ

さて、ベトナム語の文法に関する基本的な解説は当頁で終了となります。
次項より本格的な文法の説明となりますので、是非楽しんで学習していってください。

そこで、最後になりますが、いざ現地のベトナム人と会話を試みる場面にさしかかった際、より相手に自分のベトナム語が通じる手段をいくつかご紹介したいと思います。

最強の武器はボディランゲージ

世界共通の意思疎通手段が「ボディランゲージ」です。
耳が不自由な方は手話で会話を行いますね。手振りだけで声にして発するコミュニケーションとなんら遜色のない意思疎通ができる素晴らしい手段です。

みなさんはここで基本的な文法を学習することができますが、声調言語であるベトナム語は、それだけでは物足りません。
実際覚えたベトナム語を駆使したとしても、相手が理解してくれないときも多々あることでしょう。
そんなときは、恥ずかしがらずに手振りや体を張って、相手に自分の意思を理解してもらうようにしてください。

実は、これはかなり有効な手段で、単語と手振りを組み合わせるだけでも会話ができてしまうほどです。
ホテル、ショッピング、レストラン、空港、どこでも使える方法となり、国を選びません。
是非外国ならではの手段を取り入れてみましょう。

ゆっくり、間を入れて話す

せっかく覚えた文法なので、現地で使ってみたいところです。
しかし、文章にするとなかなか相手が理解してくれないことも。
そこで、二つのことに注意して話せば、より通じやすくなります。

文法を覚えれば覚えるほど、ネイティブのようにすらすらと話したいのが人の性ですね。
しかし、彼らは私たちが思っている以上に、こちらの話すベトナム語を理解してくれていません。

ベトナム語は単語の一つ一つに複雑な発音が付属しますので、外国人が話す訛りのある発音だと、聞き逃してしまうのです。
ですので、「もう文法完璧だから、早く喋れるよ」という方であっても、ゆっくりと話すように心がけましょう。
相手が外国人慣れしているのであれば、外国人の話す訛りのあるベトナム語も理解してくれるでしょうが、そうでない場合は、単語一つとして理解してくれない場合もしばしばあります。

また、ゆっくり話すと同時に守って欲しいのが、「単語の間に一拍置く」ことです。
例えば「Toi ten la taro(トイ テン ラー タロウ)=私の名前はタロウです」と言いたいときは、「Toi/ten/la/taro」と分解することができるので、「/」部分を一拍間を置くようにしましょう。

ベトナム語は、文法が非常に簡単な言語ですが、対人コミュニケーション時に必要なのは発音。
しかし、コミュニケーションを行う上で、基本最低限の文法は覚えておかなければ、向こうもイライラしてしまうことでしょう。
是非ベトナム語学習の最初の一歩として、次項より解説する文法を覚えていってください。

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