知覚動詞

知覚動詞

知覚動詞とは、見たり聞いたり、感じたりする人間の持つ五感を表現する動詞です。
自分が感じたことや感情を相手に伝えることができれば、より相手との関係が発展することでしょう。

ベトナム語では、知覚動詞は目的語の前に置きます。
「主語+知覚動詞+目的語」の順番となります。

さまざまな知覚動詞

ここでは、日常の中でよく使われる知覚動詞を学んでいきましょう。

Toi xem TV.(トイ セム ティーヴィー)
→私はテレビを見る。(xem=見る)

Toi dang nghi em muon cai nay.(トイ ダン ンギー エム ムオン カイナイ)
→私は、あなたがこれを欲しいと考えている。(nghi=考える)

Toi nghe nhac.(トイ ンゲー ニャック)
→私は音楽を聴く。(nghe=聴く)

ベトナム語の難しさ

ベトナム現地に数年住んでいれば、日常生活に事足りるだけのベトナム語は習得することができるかと思います。
しかし、実際都心に住んでいると、ついつい英語で済ませてしまうことが多いので、しばらくベトナム語を使わないと忘れてしまうこともあります。
そこで、実践的なベトナム語能力を手っ取り早く磨く方法が、ベトナム人の友達を作ることです。

筆者にも何人かベトナム人の友達がいて、彼らとメールのやり取りを頻繁にしているのですが、毎度悩まされている種があります。
それが「喋れても書けない!」というもの。

ベトナム語のスペル、声調記号を常に正しく書くことが、これほど難しいとは思いもよりませんでした。
例えば、上記で学習した「nghi(ンギー=考える」ですが、このスペルがなかなか出てこないのです。

また、「チャム」という言葉をベトナム語のスペルにすると、「cham」、「tram」と二つが考えられます。
ベトナム語が達者な人は「ch」と「tr」を区別して聞き分けることもできるのでしょうが、こればかりは耳がいまだに追いつきません。
スペルが合っていても、声調記号を間違えてしまうと、まったく違う意味になってしまうのも難しいところです。

書くことができれば、自ずと発音もできるようになるのか、それとも、発音を正確にできれば、書くこともできるのか……いまだ答えを探している筆者です。

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