基本文型

基本文型

ベトナム語の基本文型は、英語に近いものがあります。
「私は、新宿にあるレストランに行く」という日本語の場合は、「主語+副詞+動詞」となります。
英語では、「I go to the restaurant in shinjuku」となり、「主語+動詞+副詞(動詞を修飾)」となります。第一文型ですね。

ではベトナム語ではどうでしょうか。
ベトナム語では、「Toi di nha hang o shinjuku(トイ ディー ニャーハン オ シンジュク)」となり、「主語+動詞+副詞(「行く」を修飾」」となり、英語と同じように分解されます。

また、もう一つ例題を挙げてみましょう。
「私はあなたをベトナムに連れて行く」といった場合、英語では「I will take you vietnam」。
「主語+時制+動詞+人+場所」となり、「take+人+場所」で「人を場所に連れて行く」という熟語を用います。
ベトナム語でも同様です。

「Toi se dua em vietnam(トイ セー ドュア エム ベトナム)」となり、「主語+時制+動詞+人+場所」と文型は英語と一致します。
「dua+人+場所」で、「人を場所に連れて行く」という熟語になるのもtakeと同じ用法ですね。

このように、英語を第一から第五文型まで理解されて、なおかつ動詞の活用方法をご存知の方は、ベトナム語の文法に共感を覚えてくれることでしょう。

不規則な場合もある

例えば、「あなたは綺麗ですね」という日本語を分解すると、「あなた/は/綺麗ですね」となります。
英語の場合は「You are beautiful」となり、「you/are/beautiful」とやはり3つに分解されます。

しかし、ベトナム語で「主語+形容詞」の場合は、「Em la dep(エム ラー デップ)」と発音して、「あなた/は/綺麗ですね」……とはなりません!
正しくは、「Em dep(エム デップ)」となり、be動詞の役割をする「la」は使わないのです(ルールなので、何故かは聞かないでください(汗)

ただし、基本文型は「主語(+形容詞)+時制+動詞+副詞」の関係になりますので、ベトナム語だけの新しい文型を覚える必要はないと言えます。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP