動詞文

動詞文

動詞文とは、いわゆる主語+動詞+(目的語)の形です。
最も一般的かつ、最も使われる文型ですね。
実際の会話には、動詞を修飾する副詞がいくつかつくことになります。
ただし、日本語と異なり、ベトナム語は副詞の前に動詞を持ってくることによって、結論を最初に述べることが挙げられます。
これによって、のちの副詞節が理解できなくとも、重要な部分は分かることが多いです。

主語+動詞の形を覚える

例えば、「あなたはベトナム語を勉強する」と言いたい場合、日本語であれば主語+目的語(副詞)+動詞という形になります。
しかし、ベトナム語の場合は、「Anh hoc tieng viet.(アン ホック ティンヴィエッ)」となります。
単語を分けると、「anh=私(主語)」、「hoc=勉強をする(動詞)」、「tieng=~語(目的語)」、「viet=ベトナム」となります。
仮にtieng viet(ベトナム語)が聞き取れなくとも、「Anh hoc=あなたは勉強する」という意味が分かれば、のちの会話にそれほど支障はありません。

動詞文の疑問文

では、上記の例を疑問文にしてみるとどうでしょうか。
「あなたはベトナム語を勉強しますか?」という形を造る際は、前回疑問詞で学習した「co~khong?」を使います。
「Anh co hoc tieng viet khong?(アン コー ホック ティンヴィエッ コン?)」となります。

これに対して返事をするときは、日本語の場合同様、「はい」、もしくは「いいえ」で応えることができます。
ベトナム語では、「はい=vang(ヴァン)/da(ヤァッ)」、「いいえ=khong(コン)」となります。
文法の正しい応え方は、「はい=Vang+主語+動詞+目的語」、「いいえ=Khong+主語+khong+動詞+目的語」となります。

Anh co hoc tieng viet khong?(アン コー ホック ティンヴィエッ コン?)
→あなたはベトナム語を勉強しますか?

Vang,Anh hoc tieng viet.(ヴァン。アン ホック ティンヴィエッ)
→はい。私はベトナム語を勉強します。

Khong,Anh khong hoc tieng viet.(コン。アン コン ホック ティンヴィエッ)
→いいえ。私はベトナム語を勉強しません。

となります。
実際の会話では、vang/khongの後の文は蛇足となりますので省略します。
また、筆者の経験則からすると、「はい」の場合は「vang(ヴァン)」よりも「da(ヤアッ)」の方が発音がしやすいと言えます。
日本人は「V」の発音をおろそかにして、「b」の発音をしてしまいがちなので、日本語の発音にもある「da(ヤアッ)」を使うことをおすすめします。

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