指示詞

指示詞

雑貨天国のベトナムでは、いたるところにお洒落な雑貨ショップが点在しています。
ショップに入り、アイテムを物色していると、壁にかけられてあるワンピースに目がいきました。
「あの服を買いたいな」と思ったとき、店員にその旨を告げなくてはいけません。
しかし、指を指しても店員は隣の服をとったり、「それじゃない、あれよあれっ!」となってしまうこともあるでしょう。

そこで今回学習するのが「これ(ら)、それ(ら)、あれ(ら)」といった指示詞です。
みなさんは無意識のうちにこの三つを距離によって使い分けています。

指示詞

まず最も近い(手に取れるくらい)距離にあるものは、「nay(ナイ)」と表現します。
nayは「この」という意味なので、「このボールペン=bot bi nay」となります。
「これ」と言いたい場合は「cai nay(カイナイ)」となります。
続いて「これら」の場合は「nhung cai nay(ニュン カイナイ)」となります。

では距離別にまとめてみましょう。

手に取れる距離:「nay(ナイ)=この」、「cai nay(カイナイ)=これ」、「nhung cai nay(ニュン カイナイ)=これら」

指差す距離:「do(ドー)=その」、「cai do(カイドー)=それ」、「nhung cai do(ニュン カイドー)=それら」

遠い距離:「kia(キア)=あの」、「cai kia(カイキア)=あれ」、「nhung cai kia(ニュン カイキア)=あれら」

日本語の指示語とは逆であることに気が付きましたね。
「あのホテル」は「指示詞+名詞」ですが、ベトナム語では「khach san kia(カッサン キア)」となります。
必ず「名詞+指示詞」ですので注意してくださいね。

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